【用語解説】耐紫外線性(たいしがいせんせい)とは

用語解説

耐紫外線性

『た行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』

耐紫外線性(たいしがいせんせい)とは

耐紫外線性とは、紫外線による劣化や変色を防ぐことができる性質のことを指します。
外壁塗装においては、紫外線によって塗膜が劣化してしまうと、外壁が腐食したり、色あせたりすることがあります。
そのため、耐紫外線性の高い塗料が使用されます。

耐紫外線性の高い塗料には、紫外線吸収剤や光安定剤などが配合されており、それによって紫外線による劣化を防ぐことができます。
具体的には、紫外線吸収剤は紫外線を吸収してエネルギーを分散させ、塗膜の劣化を抑制する効果があります。
一方、光安定剤は紫外線によって劣化した塗膜を修復する効果があります。

また、耐紫外線性の高い塗料には、遮熱効果があるものもあります。
これは、太陽光を反射して建物の表面温度を下げる効果があるため、夏場の冷房負荷を軽減することができます。

耐紫外線性の高い塗料には、シリコン系、アクリル系、フッ素系などがあります。
また、塗料の色によっても耐紫外線性が異なるため、建物の環境や用途に応じて適切な塗料を選定することが重要です。

なお、耐紫外線性の高い塗料でも、紫外線に完全に耐えることはできません。
定期的なメンテナンスや塗り替えが必要となる場合があります。

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