【用語解説】防火塗料(ぼうかとりょう)とは

用語解説

防火塗料

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防火塗料(ぼうかとりょう)とは

外壁塗装の防火塗料は、火災の際に建物の外壁が引火し、火の勢いが増してしまうことを防ぐための塗料です。
建物の外壁は、火災が起きた場合には燃えやすく、火の勢いを増幅させる要因となるため、防火塗料は建物の耐火性を向上させる効果があります。

防火塗料には、主に以下の種類があります。

    1. 防火塗料(塗膜を形成するタイプ)
      外壁の表面に薄い塗膜を形成することで、建物の耐火性を向上させます。
      防火塗料には、塗装前の下地処理が必要で、塗装後には定期的なメンテナンスが必要となります。
    2. 防火コーティング剤(吹き付けタイプ)
      防火剤を添加したコーティング剤を外壁に吹き付け、塗膜を形成することで、建物の耐火性を向上させます。
      塗膜が厚いため、建物の外観が変化してしまう場合があります。
    3. 防火塗料(吹き付けタイプ)
      外壁に吹き付けることで、建物の耐火性を向上させます。
      塗膜が薄いため、建物の外観が変化せず、また、吹き付けることで、隙間などにも対応することができます。

防火塗料は、火災保険の対象となることがあります。
また、地域の防火基準に準拠して施工することが求められる場合もあります。
建物の用途や所在地によって、施工する防火塗料の種類や厚み、施工方法が異なる場合がありますので、専門業者に相談することが必要です。

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