【用語解説】防カビ塗料(ぼうかびとりょう)とは

用語解説

防カビ塗料

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防カビ塗料(ぼうかびとりょう)とは

外壁塗装の防カビ塗料は、カビやコケ、藻などの微生物が発生しにくくするための塗料です。
外壁には、雨風や紫外線などの自然の影響で、カビや藻の発生が起こりやすく、また、湿気が多い場所ではカビが繁殖しやすい環境にあります。

防カビ塗料は、通常の塗料とは異なり、微生物の繁殖を防ぐために、抗菌剤や防藻剤、防カビ剤などの成分を配合しています。
これらの成分は、微生物が繁殖するのに必要な水分や栄養素を奪い、微生物の発生を抑制します。

また、防カビ塗料は、防汚性や耐候性にも優れており、外壁の汚れを落としやすくする効果もあります。
さらに、一部の防カビ塗料には、環境に配慮した低VOC(揮発性有機化合物)のものもあります。

ただし、防カビ塗料には、塗料自体には微生物が発生しないものの、外壁に付着した汚れやほこりなどが微生物の栄養源となって、カビや藻の発生を引き起こすことがあります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

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