【用語解説】軒天(のきてん)とは

用語解説

軒天

『な行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』

軒天(のきてん)とは

軒天(のきてん)とは、住宅の屋根の出っ張り部分で、外壁から屋根の端までの水平な部分のことを指します。
一般的に、軒天は屋根の構造物の中でも非常に重要な役割を持ちます。
以下に詳しく説明します。

    1. 雨水や雪を排水する 軒天は、屋根の端から外壁にかけて水平に張り出しているため、雨水や雪を外壁や建物の周囲に排水する役割を持ちます。
      また、軒天がない場合は雨水や雪が壁面に直接当たることになり、壁面に水分が浸透してしまうため、軒天が必要なのです。
    2. 太陽光を遮る 軒天は、屋根の端から水平に伸びているため、太陽光を遮る役割も持ちます。
      これにより、夏場の直射日光を遮って室内を涼しく保ち、また、冬場の低い太陽光を取り込んで暖かさを保つことができます。
    3. 建物の外観を整える 軒天は、建物の外観を整える役割も持ちます。
      軒天の形状やデザインによって、建物の印象が大きく変わるため、建物のスタイルに合わせてデザインされることが多いです。

以上のように、軒天は屋根の構造物の中でも非常に重要な役割を持ちます。
屋根の形状や軒天のデザインは、建物の機能や外観を決定する上で大きな役割を果たすため、建築設計においても重要な要素のひとつです。

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