【用語解説】塗付量(とふりょう)とは

用語解説

塗布量

『た行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』

塗付量(とふりょう)とは

塗付量とは、外壁塗装において、1平米あたりに塗布する塗料の量を指します。

一般的には、外壁塗装において下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが行われますが、各塗り工程での塗付量は異なります。
下塗りでは、木材やコンクリートなどの素材に応じた下地処理を行い、縦横交差する2回塗りが一般的です。この際に塗る量は、約200g/m²程度です。

中塗りでは、下塗りの下地処理を均一に整え、上塗りが密着しやすい状態にします。
一般的には、1回の塗布量が約150g/m²程度です。

上塗りでは、外壁の見た目を整え、防水や防汚などの効果を高めるために施されます。
上塗りの塗布量は、一般的には約200g/m²程度です。

なお、塗料の種類や素材の状態、施工する場所の条件によって、塗付量は変化することがあります。
特に、外壁の状態が劣悪な場合や、施工する場所が高所や狭い場所など、施工が困難な場合は、塗布量を増やすことが必要になる場合があります。

また、塗布量が少ない場合は、塗料の効果が発揮されず、十分な防水や耐久性が得られないため、塗装業者は適切な塗付量を計算し、塗料の量を適切に調整する必要があります。

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