塗料グレード

外壁塗装の費用は『塗料選び』で大きく変わる!?

外壁塗装の費用は『塗料選び』で大きく変わる!?

塗料(グレード)は自分で選ぶ!

塗料(グレード)は自分で選ぶものなの?

塗装業者に見積りを3パターン作ってもらったとします。

例えば、

パターン1・・・総額120万円

パターン2・・・総額100万円

パターン3・・・総額90万円

だとします。

この価格差はどこから来るのでしょう?

それは、そのほとんどが使用する塗料(グレード)の違いが価格差になっているのです。

だとすると、相見積もりで安くなったと単純に喜んでいられないことがお分かりになるでしょう。

例えば、外壁と屋根にはグレードの高い塗料を入れた見積りでも、雨樋や軒天や破風など他の部分は極端にグレードの低い塗料で見積もっている場合もあります。
(塗る部分の材質に応じて敢えて変更する場合があります。)

このように見積り総額を少しでも下げる方法をとる業者さんもあります。

しかし、業者さんのしっかりとした信念や根拠があって、あえて塗料のグレードを変更している場合もありますので不明な場合は質問をするのが良いでしょう。

なるほど、でもその前に『塗料(グレード)のことをよく知らないんだけど。』という方は以下を続けてご覧ください。

塗料(グレード)はどうやって選べばいいの?

通常、外壁塗装などの仕事に関わっている方以外は殆ど知ることのない内容です。

しかし、これから外壁塗装を依頼する方にとっては、たとえ詳しくなくとも、おおよそのイメージだけは持っておくことが必要です。

外壁塗装や屋根塗装には、複数の塗料(グレード)が用意されています。

それぞれ特徴や金額も変わってきます。

まず、下図をご覧ください。

外壁塗装の塗料(グレード)を比較

一般的にはこのように、

  • アクリル塗装
  • ウレタン塗装
  • シリコン塗装
  • ラジカル塗装
  • フッ素塗装
  • 光触媒塗装
  • 無機塗装

が挙げられます。

各塗料によって塗装後の耐久性や特徴、そして価格などに違いがあります。

塗装後の耐久性を高くすると、価格も高くなります。

ではどこまで塗料のグレードを上げれば良いのでしょう?

一般的な建売住宅を購入されたお宅の場合

一般的な建売住宅を購入されたお宅の場合を例に挙げてみましょう。

一般的な建売住宅の場合、価格を抑えるために塗料のグレードはウレタン塗装を施している場合が多いとされています。

つまり、今あなたのお宅が築後10年を迎えているとした場合は、シリコン塗装以上の塗料を選べば『今まで以上に塗装が持つ!』と言えるのです。

それだけで塗膜の性能が上がりメリットも増えることになります。

今回、塗装を施したら余裕で10年以上持つ訳ですから、無理に価格の高い塗料を選ばなくても良いと考えることができます。

ただし、塗装に対して耐久性意外にも汚れがつきにくいとか、遮熱効果のあるものが良いとか特別なこだわりがある場合には少しづつグレードを上げていく必要があります。

当然、予算的にも枠を広げる必要が出てきますので慎重に検討してみてください。

塗料(グレード)の違いをチェック!

アクリル塗料の特徴

耐久年数・・・5〜8年程度
単価(1㎡あたり)・・・1,400〜1,600円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

アクリル塗料はアクリル樹脂が含まれています。

メリット
  • 他のグレードに比べ価格が安いこと。
デメリット
  • 耐候性が低く紫外線による劣化が早いこと。
  • 耐久年数が短いこと。
  • チョーキング現象が起こりやすいこと。
  • 塗膜が硬く下地の影響でヒビ割れを起こしやすいこと。

ウレタン塗料の特徴

耐久年数・・・8〜10年程度
単価(1㎡あたり)・・・1,700〜2,200円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

ウレタン塗料は、ポリウレタン樹脂を含んだ塗料です。

メリット
  • 他のグレードに比べ単価が安いこと。
  • アクリル塗料より、耐水性と防水性に優れている
  • 塗膜が柔らかく密着性に優れているため、雨どいなどの付帯部分の塗装にも適していること。
  • 光沢があること。
デメリット
  • 耐候性が低く紫外線による劣化が早いこと。
  • 耐久年数が短いこと。
ウレタン塗料は、アクリル塗料と同様に近年では外壁塗装や屋根塗装にはあまり使用されなくなった塗料です。
しかし、塗膜が柔らかく密着性も良さから、付帯部の塗装には使われることも多くあります。

シリコン塗料の特徴

耐久年数・・・10〜12年程度
単価(1㎡あたり)・・・2,200〜3,000円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

シリコン塗料は、アクリルシリコン樹脂を含んだ塗料です。

メリット
  • 耐久年数が10〜12年程度あること。
  • ウレタン塗装に比べて耐候性が高いこと。
  • ウレタン塗装に比べて汚れが付着しにくいこと。
  • 塗膜が弾力性に優れていること。
  • 艶があること。
デメリット
  • アクリル塗料やウレタン塗料よりも価格が高いこと。
シリコン塗料は、価格に対して耐久年数が長いことから、コストパフォーマンスの高い塗料と言えます。
防カビ効果や親水性などの特徴もあり、塗膜に汚れがつきにくいのも魅力です。

ラジカル塗料の特徴

耐久年数・・・12〜15年程度
単価(1㎡あたり)・・・2,500〜3,100円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

ラジカル塗料はラジカル制御型の酸化チタンを配合した塗料です。

メリット
  • 耐候性が高いこと。
  • チョーキング現象を抑える特徴があること。
  • 高い光沢性を保ち、汚れが付着しにくいこと。
デメリット
  • ラジカル塗料は新しいタイプの塗料のため商品実績が少ないこと。
  • 価格が高いこと。
  • 商品実績が少ないことから、取り扱いを見送っている業者さんもあること。
2012年からラジカル塗料の販売がはじまりました。
そのため商品実績が低いのですが、近年ではシリコン塗料と比較検討しラジカル塗料を選ぶ方が増えてきています

フッ素塗料の特徴

耐久年数・・・15〜20年程度
単価(1㎡あたり)・・・3,500〜4,800円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

フッ素系塗料はフッ素樹脂を含んだ塗料です。

メリット
  • 耐久年数が長いこと。
  • 紫外線の影響を受けにくく耐候性に優れていること。
  • 耐候性に優れているため屋根塗装にも有利であること。
  • 高い親水性を保ち汚れがつきにくいこと。
  • 艶があること。
デメリット
  • 価格が高いこと。
  • 完全な艶消しが限られていること。
フッ素塗料は高価格になりがちですが、耐久性・耐候性に優れています
また、親水性が高く汚れも付着しにくいことから、塗り替え頻度を上げられない施設(東京スカイツリー)などにも使用されているます。

無機塗料の特徴

耐久年数・・・20〜25年程度
単価(1㎡あたり)・・・4,300〜5,600円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

無機塗料は、セラミックやケイ素など無機物を配合した塗料です。

メリット
  • フッ素塗料よりも耐久年数が長いこと。
  • 耐候性に優れていること。
  • 底汚染性に優れていること。
  • 不燃性に優れていること。
  • 塗膜の劣化が起こりにくいこと。
  • 親水性が高く、汚れやカビやコケが付着しにくいこと。
デメリット
  • 価格が高いこと。
  • 塗膜の硬度が高いためヒビ割れる場合があること。
塗料本来の性能を引き出すには、塗料を一定の厚みで塗らなければなりません。塗料本来の性能を引き出すには、施工する職人によって決まります
無機塗料の施工実績の多い業者さんを選ぶことも必要と言えます。

光触媒塗料の特徴

耐久年数・・・15〜20年程度
単価(1㎡あたり)・・・4,000〜5,100円


※耐久年数は塗料の塗替え時期のことです。
※耐久年数は目安です。実際の寿命は外壁の劣化具合で変わります。屋根塗装の場合は紫外線や雨風の影響を受け易いため多少寿命が短くなります。

光触媒塗料は、二酸化チタンが含まれている塗料です。

メリット
  • 紫外線を浴びることで、コケなどの吸着が抑えられること。
  • 紫外線を浴びることで、汚れを分解して塗膜に汚れがつきにくくなること。
  • カビや藻が生えにくくなること。
  • 空気中の汚染物質を浄化する作用が期待できること。
  • 自然環境に優しいこと。
デメリット
  • 価格が高いこと。
  • 屋根用の塗料がないこと。
  • 太陽光の当たりにくい場所では光触媒の効果を発揮できないこと。
メリット・デメリットの関係から、現時点で光触媒塗料の人気はあまり高いとは言えません。この価格帯で検討する人は無機塗料やフッ素塗料を選ぶことが多いのが実態です。

塗料選びのまとめ

外壁塗装をする際に、何に重点を置き検討するのかが重要です。

  • 値段(総額)一本勝負!
  • 塗料(グレード)の性能重視
  • 値段と性能のバランス重視
  • 塗装業者に全て任せる、信頼性重視

見積りも最終価格だけで判断するのではなく、見積り価格と内容をしっかり見ること。

(参考記事:【外壁塗装】その値引きが『手抜き作業』を引き起こすかも!?

これだけで納得の塗り替えに近づいていくのです。

中には、このような検討内容だけではなく、屋根や外壁に具体的な損傷がある方もいます。
その場合は、具体的な修理方法や費用を見積もってもらうことも重要です。
場合によっては、現在加入中の火災保険を利用することで保険金を得ることができるかもしれません。
(参考:火災保険を利用して外壁塗装をする!?それは私でもできるの?

この辺は、知識や経験が少ないのが当たり前ですが、分からないや面倒なことを理由に全て業者さんの言い成りになってしまう人も多いようです。

このような場合は、塗料(グレード)のタイプ別に見積もりをお願いしてみましょう。

  • シリコン塗装の見積り
  • フッ素塗料の見積り
  • 無機塗料の見積り

また、具体的な損傷箇所がある場合には、その部分の修理方法と費用についても見積もりに入れてもらうことを忘れないようにしましょう。

見積り業者、どこを選べば良いの分からなくなってきた!?

業者選びでネット検索をし過ぎて、『どこも同じような感じでよく分からなくなってきた』という方も多いのではないでしょうか?

これは、真面目で責任感が強い方に多いのが特徴です。

そこで、もしあなたが見積り業者選びに苦戦しているのでしたら、下記の記事をご参照ください。

【初めての外壁塗装】見積りがまだなら、今すぐ無料で一括見積り!
外壁塗装はトラブルの多いリフォームです。よく調べず適当な塗装業者に足を運ぶのは得策とは言えません。初めて外壁塗装をするなら、厳しい基準を満たす全国の優良業者のみが加盟する一括見積りサービスが安心、お得な外壁塗装を実現する最短距離になります。
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この見積サイトは無理やりな一括見積ではないので自分のペースを保ちやすいのが良いところだと言えます。

これだけであなたのお家の状況に応じた具体的な見積りを案内してもらえます。

その上で塗り替えを『やる』『やらない』はじっくり検討した後にあなたが決めればOKです。

その後、納得のいく内容であれば必要に応じて具体的にお話しを進めてみてください。

外壁塗装と屋根塗装の流れと手順をチェック!
マイホームの初めての外壁塗り替えを検討する際はご覧ください。全て業者任せでは納得のいく塗り替えは残念な結果に終わることもあります。では、どのように段取りを進めていけばいいのでしょうか?外壁塗り替えの手順と流れを最初にチェックしておくことが重要です!
外壁塗装の塗り替え時期を先送りし続けると!?
家は柱を組みその周りを外壁材で囲います。この外壁材が紫外線や雨や風などを遮断し家自体を守る働きがあります。外壁材にも強度や耐久性などを持たせてありまあすが、残念ながらそれだけでは太刀打ちできないのが実態です。そこで、塗装が用いいられることになる訳です。

 


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