【用語解説】ALCパネル(えーえるしーぱねる)とは

用語解説

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ALCパネル(えーえるしーぱねる)とは

ALCパネルは、高強度で軽量な建築材料で、鉄筋コンクリートの一種である「軽量気泡コンクリート(Autoclaved Lightweight Concrete)」をパネル状にしたものです。

ALCパネルは、セメント、シリカ、石灰、アルミニウム粉末、蒸気発生剤などを混ぜ合わせ、高温・高圧の蒸気加熱器で加熱・加圧して製造されます。
この過程で発生する気泡により、ALCパネルは軽量かつ断熱性に優れ、建築材料として広く使われています。

ALCパネルは、外壁材として使用されることが多く、外壁に貼り付けることで、建物全体の軽量化や断熱性の向上が期待できます。
また、ALCパネルは防火性にも優れており、耐久性も高いため、長期間にわたって安心して使用することができます。

さらに、ALCパネルは加工性に優れており、カッターやノコギリなどの一般的な工具で簡単に切削・加工ができるため、設計の自由度も高いという特徴があります。
そのため、多彩なデザインや形状の建物を実現することができます。

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